SamuraiLegend Carvingbar Competition 7.0R : カービングの中では最も先端半径の小さい、半径7.0mmです。当然、先端の細さは細かな作業をするにあたって抜群の効果を発揮します。あと少し、もう少し細かな仕上げをしたかったのに..を、現実のものとするのが、コンペティションブルー7.0Rです。バー先端を極限まで細くしていますが、バーの根元から先端にかけて滑らかなカーブを描き、ソーチェンができる限りスムーズに回転するようデザインされています。
カービングバーの先端には、耐摩耗性に優れたステライトを盛り付けます。さらに、磨耗だけではなく、粘り強さも大切な側面の一つです。硬すぎる合金は、僅かな衝撃で欠けを起こす原因となります。磨耗性と粘りは相反する性質ですので、ちょうどよいバランスを維持することが大切です。サムライカービングバーは特にこの粘りを維持するために、多くの海外製のガイドバーに比べ、若干硬度の低いステライトを採用し、可能な限りバー先端ステライトの欠けを防いでいます。
レール部分は、高周波焼入れ時の波紋をそのまま残し、より精悍なデザインに仕上がりました。